ラスベガスのホテルが外からの飲食物を持ち込み厳禁に!?
ホテルが外からの飲み物、食べ物全てを「部屋への持ち込み禁止へ」
知り合いが妊娠したのを聞いてお祝いしたところ、「べガス学生に妊娠してることが伝わってるの嫌だった。」と別の人から遠回しに聞きました。生きることって難しいですね。
どうも、べガス学生です。
旧ハードロックホテルが新しく改装され、ヴァージン ホテルズ(Virgin Hotels Las Vegas)へと生まれ変わります。
ヴァージンホテルは、今月(3月25日)オープン予定です。改装されるにあたって、リゾートフィーを廃止したことで話題になっています。それと同じくらい話題になったのが「外からの飲食物は部屋へ持ち込み不可」という珍しいポリシーでした。こちらの公式ホームページQ&A から確認できます。
リゾートフィーとは、ホテルに泊まる旅行者が宿泊料金とは別に支払うサービス料です。インターネット回線使用量や市内通信かけ放題サービス、または部屋に置かれているミネラルウォーター代という名目で強制的に徴収されます。
たとえ使うことはなくとも、このサービス料は支払わなければなりません。
リゾートフィーは泊まる日数分、毎日課金され、さらに課税対象となっています。
Q&Aの内容としては、「外からの食べ物や飲み物は部屋に持ち込み禁止であり、その代わりに多種多様なレストランや充実したミニバー(部屋の冷蔵庫)、24時間ルームサービスをご用意しています。」とのことでした。
正直、これを守る人がいるのか不思議なレベルのポリシーですよね。これでは、「軽くスーパーで何か買ってホテルで食べるか」という旅行あるるもできなくなります。
そして、アメリカは基本的に料理の量が多く、サイド料理やアペタイザーでも1人で食べ切ることができないこともあります。食べきれない時はボックスを貰って持ち帰るまでがアメリカの文化です。それに真っ向から反対しているのが、このポリシーであり、ラスベガスで話題になっている理由でもあるかと思います。
ラスベガス名物はどうなっていくのか。
さらに、これはラスベガス名物にも影響を与えそうでもあります。ラスベガスと言えば、こちらの縦長のグラスに入ったシャーベットドリンクが有名です。ただ大きいだけのシャーベットドリンクではなく、なんとアルコールが入ってこのデカさなのです。
アルコールは、リュキュールからジャックダニエルまで選ぶことができ、1番大きいサイズを選ぶと約3L となっております。
ラスベガスを歩けば、1度は必ず見ることになるでしょう。このドリンクを売っているお店も数多くあり、それほど有名なドリンクですが、欠点も存在します。
それは、飲みきれず持ち歩く人がたくさんいることです。お店側からしたら、宣伝にもなるので困ることは一切ないのですが、買った人は最終的にドリンクをホテルへ持ち帰ろうとする傾向があります。もし、ホテルへ飲み物の持ち込みが禁止だったらどうなってしまうのか気になるところです。
まとめ
このようなポリシーを持つホテルは、現在2つのみとなっております。
もう1つのホテルは、Wynn Las Vegasです。
リゾートフィーも2008年ごろから広まった流れであり、今ではそれが普通となっています。
「飲食物の持ち込み禁止」は、果たしてリゾートフィーのように普通になっていってしまうのか。
ラスベガスの住民として、この流れはどのようにラスベガスを変えていくのか、しっかり見届けたいと思います。
ご覧下さりありがとうございました。